日曜日, 2月 10, 2013

時を刻み続けて


心配した雪も降らず母の三回忌を終えることができた。
古里のたたずまいはどこまでも静かだった。
およそ60年前、時刻の読み方がなかなか覚えられなかった幼い私に、母が苛立ちながら何度も指差して教えてくれた古い柱時計は、少しも変わることなく今も時を刻んでいる。

日曜日, 2月 03, 2013

春立つ



節分の3日、午前中は春の大事な行事の準備に追われたが、午後は解放され、好天に誘われるようにドライブして大田の物部神社にお参りした。
石見(いわみ)一の宮という本殿は、出雲大社に次ぐ規模で、今年は社殿創建から1500年になるという由緒を誇る。
参拝後、社殿右手の方向に遠望できる三瓶山まで足を延ばした。
まだ2月、このまま春という訳には行くまいが、西の原の風景にも春の息吹が感じられた。
きょう4日は立春。