6月30日は近所の神社の輪越(わごし)祭。茅の輪をくぐると、心身のけがれを払い除けられ、病魔に負けない力がもらえるという。いろいろ災いが多すぎるこの頃。仕事の帰りにお参りして来ました。
昨日、心香のブログに熱いメッセージが載りました。勝手ながら以下に日訳を転載します。
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【心香さんのブログから】
きょう(29日)松江の彩雲堂で、成功裏に第2回の四川大地震チャリティーコンサートが開かれました。
天気は悪く、朝からずっと、それも大雨が降る。こんな天気では、人が来てくれないのではないか?私たちは大変心配でした。
でも午後になると、予想外なことに、まだ公演時間にならないのに、会場にはもういっぱいの人が座っていました。2回目の公演の時には、あろうことか来賓の方でも立って鑑賞してもらわなければならない事態にまでなったのです。
これには出演スタッフ全員がとても感動させられました。
このチャリティー公演は、出演者のほかに、大変多くのボランティアの方々の各方面からの支援をいただきました。
特に、きょう私たちのために会場を提供してくださったのは、彩雲堂さんという、この地で有名な銘菓の製造販売のお店でした。
しかも彩雲堂さんは無償で会場を提供してくださっただけでなく、チャリティー公演の運営にも大きな努力を払ってくださり、さらにお店の職員さんも、この活動に積極的に協力いただきました。
本当に心から彩雲堂さんに感謝し、職員の皆さんに感謝します。
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四川大地震発生以来、日本の友人たちに多くのご支援をいただきました。
日本の皆さんの行為に私たちは深く感動し、全ての善良な皆さんに心から感謝し、被災地の人々を気遣ってくださった全ての方々に感謝します。
皆さんからの思いやりによって、この世界は更に調和のとれた世界に変わることができると確信します。
皆さんのご厚情に報い、皆さんのために尽くし、皆さんから与えられた優しい心を、同じように皆さんに恩返しできるよう、感謝と恩義の心を大切にしたいと思います。
感動があり、感謝を知り、恩義を感じることができるからこそ、周囲の一切がすばらしく、自分と人との皆が幸福であることを感じています。
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以上がブログの全文です。後半は特に恩返しを大切にしたいという気持ちが綴られていました。
彩雲堂さんにも是非この気持ちが伝わると良いですね!
金曜日, 6月 20, 2008
笹百合(ササユリ)
我的家乡是岛根县的云南市,在那里我拍照这枝花儿(08·6·14)
日语叫“笹百合”。用汉语怎么说呢? 在中国有没有?
葉が笹(ササ)に似ていることから笹百合と呼ばれ、別名は小百合。
もう、そんな名前を聞くだけで惚れてしまうが、山中にハッと振り向かせる、可憐で、かぐわしい姿に出会うと、なんとも愛おしくなる。
「あなたが来るのが待ち遠しかった」と言っているようだ(!?)
でも彼女たちは、こっちの休日に合わせてはくれないので、行っても会えないことが多いし、以前は盗掘らしいことも多々あって、がっかりさせることが多かった。
この日、この夏初めて出会うことができた。
今は在郷の友人が世話をしてくれて、あるがままに広く自生しようとしている様子が嬉しかった。
日语叫“笹百合”。用汉语怎么说呢? 在中国有没有?
葉が笹(ササ)に似ていることから笹百合と呼ばれ、別名は小百合。
もう、そんな名前を聞くだけで惚れてしまうが、山中にハッと振り向かせる、可憐で、かぐわしい姿に出会うと、なんとも愛おしくなる。
「あなたが来るのが待ち遠しかった」と言っているようだ(!?)
でも彼女たちは、こっちの休日に合わせてはくれないので、行っても会えないことが多いし、以前は盗掘らしいことも多々あって、がっかりさせることが多かった。
この日、この夏初めて出会うことができた。
今は在郷の友人が世話をしてくれて、あるがままに広く自生しようとしている様子が嬉しかった。
木曜日, 6月 19, 2008
妈妈,不哭/お母さん、泣かないで
▲チャリティーコンサートでは、このようなハープを個人で持っているのは山陰では唯一という音楽家の美しい音色を眼前で聴くこともできた。スクリーンには少数民族の親子の姿も映し出された(08・6・15)
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12日の「心香」さんのブログで「これは訳したい」と思った詩が紹介された。コンサートの日、朗読された詩でもあった。そのブログを日訳転載させていただく…。
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『涙を飲んで、私たちの暮らしを続けよう』
2008年5月12日午後2時28分、この場を突如として襲った災難に、私たちは、大切にすることを学ぶ多くのことを教えられた――お互いに助け合うことで、生命(いのち)は更に貴いものになり、崩れない信念のもとで、心の窮地に向かうことができる――どんな困難にも負けないで、私たちの暮らしを続けよう! 私たちの素晴らしい未来を再建しよう!
しっかり生きる、それが亡くなった人々への一番の慰めになるのだ!
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『お母さん、泣かないで!』
わが子よ、早く!母さんの手に、つかまって。
天国への道はとても暗い。母さんはおまえが心配だ。頭がぶつかる。早く!母さんの手に、しっかりつかまって。母さんはおまえと一緒に行くよ。
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母さん、怖い!天国の道は真っ暗。ボクは母さんの手が見えない。倒れた壁が光を奪い、二度と母さんの愛しい瞳を見ることができない。
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わが子よ、行きなさい!前の道を、二度と心配ないよう。どうか母さんと父さんの顔を忘れないで。来世は、また一緒に歩こうね。
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母さん、心配しないで。天国の道は少し込み合って、たくさんの友達がいるよ。母さん、もう泣かないで。涙はボクの行く道を照らさない。ボクたちは自分でゆっくり行くよ。
母さん、ボクは母さんと父さんの顔を忘れない。
私たちの約束を忘れない―来世で一緒に歩くことを。
月曜日, 6月 16, 2008
赈灾义演/被災者救援チャリティー
四川大地震で被災した子供達を支援しようと、島根と海外の交流活動を主催する会「こんにち輪」と松江中国語教室連盟の主催で、チャリティーコンサート(赈灾义演)が15日午後、城東公民館で開かれた。
中国出身の皆さん達の合唱、犠牲者への黙祷に続いて、国際交流員で来松中の女性が大地震の概況を報告。この中で彼女は、震源地の「汶川」の文字を合わせると「済」の字になるとして、各国からの救済への支援を感謝すると同時に、岩手・宮城で起きた地震被災をも気遣い、どちらにも一日も早い復興救援を願った。私は改めて両国が漢字を共通する国であることや、漢字の意味に託す想いに親近感を感じた。
この後、ソプラノ(女高音)、ヴァイオリン(小堤琴)、ピアノ(鋼琴)、ハープ(竪琴)、フルート(長笛)の6人の音楽家の皆さんが熱演を続け、参加した多くの人たちに交流と支援の「輪」と「和」を広げた。入場料は全額義援金として汶川大地震孤児救助専用基金に贈られる。
中国出身の皆さん達の合唱、犠牲者への黙祷に続いて、国際交流員で来松中の女性が大地震の概況を報告。この中で彼女は、震源地の「汶川」の文字を合わせると「済」の字になるとして、各国からの救済への支援を感謝すると同時に、岩手・宮城で起きた地震被災をも気遣い、どちらにも一日も早い復興救援を願った。私は改めて両国が漢字を共通する国であることや、漢字の意味に託す想いに親近感を感じた。
この後、ソプラノ(女高音)、ヴァイオリン(小堤琴)、ピアノ(鋼琴)、ハープ(竪琴)、フルート(長笛)の6人の音楽家の皆さんが熱演を続け、参加した多くの人たちに交流と支援の「輪」と「和」を広げた。入場料は全額義援金として汶川大地震孤児救助専用基金に贈られる。
金曜日, 6月 13, 2008
水曜日, 6月 11, 2008
小岩菖蒲園
火曜日, 6月 10, 2008
水曜日, 6月 04, 2008
旅の思い出
突然ながら舞台は南フランスのポンデュガール(pont du gard)。フランス語の響きは可愛らしいけれども、ガルドン川(gardon) に架かる橋という意味。しかし、これが紀元後まもない、2000年も前に建造された古代ローマの水道橋で、高さ約50m。50km離れた町と町を結んだ水道の一部と聞けば、その技術に驚くほかない。アヴィニョンの郊外にある世界遺産である。
05年8月、縁あって彼の地を旅した。その翌年には中国の九寨沟を訪ねた。それらの地に共通しているのは人工物であれ、自然景観であれ、壮大かつ広大なものであり、人の力、自然の大きさであった。
その自然は、今まさに大地震に台風と、戦争を除いては、今の我々には考えられない壊滅的な被害をもたらしている。
そうでなくても、人は地球環境を急速に破壊に向かわせている。今から2000年後の人々は“遺跡見物”など出来ているだろうか、と思う…
05年8月、縁あって彼の地を旅した。その翌年には中国の九寨沟を訪ねた。それらの地に共通しているのは人工物であれ、自然景観であれ、壮大かつ広大なものであり、人の力、自然の大きさであった。
その自然は、今まさに大地震に台風と、戦争を除いては、今の我々には考えられない壊滅的な被害をもたらしている。
そうでなくても、人は地球環境を急速に破壊に向かわせている。今から2000年後の人々は“遺跡見物”など出来ているだろうか、と思う…
火曜日, 6月 03, 2008
出雲街道の祝言
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