NHKTV「寝台特急ラストラン!」に共感した。
ブルトレ(ブルー・トレイン)と愛称された東京駅発着の寝台特急が
14日、九州と東京を結ぶ「富士・はやぶさ」を最後に姿を消した。
蒸気機関車からディーゼルあるいは電気機関車に牽引され、青色の客車を長く連結した夜行寝台列車。
山陰―東京間にもかつて「出雲号」と呼んだブルトレが走り、今のように気軽に飛行機や新幹線に乗れなかった学生時代には上京と帰省の貴重な足だった。こちらはすでに廃止され、新型の電車特急に姿を変えている。
九州行きのブルトレは、私たち夫婦にも忘れられない。
新婚旅行に、広島までバス、広島駅から鹿児島まで3段式(B寝台)の上中2段に分かれての夜行だった。長い時間だった。経費を安くしたいがために、こんな窮屈なルートを取った私には、今も苦い思い出だが、家内は言った「終わりよければ全て良しだよ」。
ほろ苦い旅立ちも、人生の長い旅を共に乗り切ることで、懐かしい思い出になるというのだろう。
なんと最終列車の乗客の中にも、新婚旅行で乗車したことがあるという夫婦が紹介され、懐かしそうに列車を語っていた。 「彼らはA寝台だったのかな?」と苦笑いしながら、ほかにも似たような人たちが居たことに親しみを感じながら番組を拝見した。
列車には郷愁がある。時間がかかっても、ひたすら目的地に向かって走る姿が、人生の旅とダブるのだろう。
昭和もすでに遠く、また一つの時代が去って行く。
3 件のコメント:
这篇博客让人感悟很多、是一篇好文章,很多地方让我也有同感。
初めて上京したとき、出雲号の寝台列車で20時間以上もかかって行きました。東京って遠いなぁ~と思いました。九州行きの寝台列車は、会社の上司が出張するときに手配をしたり、見送りに行ったりした思い出があります。懐かしい思い出です。(●^o^●)
h.bさん:
謝謝祢的感想、非常高興。
雨傘さん:
そう、とにかく時間がかかりました。いろいろ思い出がありますね。有難う。
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