視覚、聴覚障がい、車いす使用の人たちに観光バリアフリーを目指すツアーが3日間の日程で始まり、県外から8人が来松した。
私はガイドの一員として初めて参加し、車いすの方に同行した。
全く頼りない私の介助では申し訳ないことだが、困難な列車やバス利用のツアーに参加したこの方の気力に打たれ、汗だくで車いすを押した。
私にとって初めての発見が多々あった。
バスの乗降では、運転手さんがスロープをセットしてから、自分で車いすを押して指定位置に固定させ、その後出発するので、他のお客さんには相当の時間待ってもらった。
観光施設には身障者用トイレがたいてい一つしかないので、「使用中」になっている時には大変慌てる事態があるという。
堀川遊覧への乗り降りは、スロープがない上に船が揺れるから介助の人数とパワーが相当いる。
本丸への石段には、補助車輪で一段ずつクリアする電動式の車いすが用意され、これに乗り換えるのだが、これも介助の人数がいるし、乗る側も、その姿勢にちょっと勇気がいるようだ。
……
障がいのある人たちの行動には、周囲の思いやりと協力が不可欠なことを体感させられた。
1 件のコメント:
ぼらんてあ のご活躍の由 いつもご苦労様です。
本当は一度お話したいことがありますが少し躊躇しています。奥様とご一緒にでも機会ありましたら…
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