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日曜日, 2月 10, 2013
時を刻み続けて
心配した雪も降らず母の三回忌を終えることができた。
古里のたたずまいはどこまでも静かだった。
およそ60年前、時刻の読み方がなかなか覚えられなかった幼い私に、母が苛立ちながら何度も指差して教えてくれた古い柱時計は、少しも変わることなく今も時を刻んでいる。
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