木曜日, 4月 07, 2011
再会・・・陸前高田
感觉时间过的很快(時が経つのを早く感じる)、不知不觉中已经四个星期了(いつの間にか、もう4週間が経った)▼しかし、被災地の人々には長く、苦しい時間であろう。大震災発生から間もなく1カ月になる▼きょう、岩手出身の知人(松江在住)に久しぶり会った。発生直後、実家のある陸前高田市が壊滅状態と聞くも、両親と連絡も取れず、行くことも出来ず苦悶していた知人である▼以下は、彼女が興奮を抑えるように話した一端である◆……やっと先週、主人と一緒に自分たちの食糧とガソリンを積んだ車で、新潟経由で被災地に入ることが出来ました。故郷を見渡せる場所に来たとき、自分は「あぁーっ!」と声をあげました。主人も「あぁーっ!」としか言いませんでした。何が何やら、もうメチャクチャでした▼低地だったとこは地盤沈下で湖になったまま。それでも自衛隊のお蔭で瓦礫をかき分けられた道路だけが頼りでした▼実家は港に近いけれど高さ約10mの高台にあったのですが、それすら家は押し流され、庭には6隻もの船が座していました▼食器も家財も全部流されてしまって何もありません▼幸い両親と家族は無事でした▼更に高台へと這うようにして非難したそうですが、町の保育園へ子供を迎えに引き返した人たちは大津波に呑まれてしまったそうです▼発生から2週間を過ぎて再会できましたが、父は知人を通じて隣町の宿舎へ、体調不良の母は同じく施設へと、それぞれ別居させるしかありませんでした▼この町に再び住めるようになるのはいつでしょう▼今、家族には何にも残されていません▼どうやって働けばよいでしょう。出稼ぎに出るしかないでしょう……◆彼女はここまで話した後に、「命があって良かった、とは言っても…」と話を止めた▼5月に再度、現地の手伝いに行くという。野菜が欲しいそうだ▼私はお見舞いを言うしかなかったが、「皆さんの善意に感謝しています。必ず現地の家族に渡します」と応えてくれて少しホッとした▼皆で頑張ろう!
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