月曜日, 2月 13, 2012

タライの木

                       ▲中央郵便局の駐車場角にて


                                   ▲実家にて
実家の母屋の脇に「タライの木」と呼んでいた大木がある。

つい最近になって、これはタラヨウ(モチノキ科)で、戦国時代には葉の裏に字を書いてやりとりしたとの説もあって「葉書きの木」とも呼ばれ、「はがき」の語源で、郵便局のシンボルとなっていることを知った。そして我が小庭にも一本、これまでは何の木とも知らず生長していたことが分かった。

大きく頑丈な葉っぱで、子供の頃に日課の庭掃きで、落ち葉をかき集めた時のガサガサという大きな音を忘れない。

ずっと実家の暮らしを見下ろし続けて来た木は、母の一周忌にも健在で、昔日の思い出を脳裏によみがえらせた。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

実家にも たらいの木があります。大屋根より高い。先日 庭師さんに せんてい してもらいました。