宿舎前の店頭が朝から親子で賑やか。アレっと思いつつ登校し、横幕を見て気がついた。きょうは教師への尊敬を表す日だから、老师(先生)に贈る花束を買っていたのだ。
8月31日の授業開始の日を思い出す。
学級担任である老师の話が、私にはほとんど聴き取れない中で、はっきりメモできたのは「汉语是我们班的共同语言」(中国語は我々のクラスの共通語である)という言葉だった。
日本の講座でも老师が常に言う「教室に入ったら一切中国語で」という響きによく似ていたからだろう。
その日から月~金の毎日、午前4時間、3名の老师による「综合」「口语」「听力」の3科目が進められた。毎日、宿題も出た。
授業が終わる度に、どの老师も「話し方が速いか」と尋ねながらも緩める気配はなく、私には毎日“速射砲”を浴びている気分だったが、各自のペースに気を配る老师の熱意は十分に伝わって来た。
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