金曜日, 3月 07, 2008

漢詩をもう一つ

「日本人の漢詩」が宿題ですが、知らないので、本場の漢詩から「春」と「酒」にちなんだ詩を一首。
  白居易=白楽天(772~846)が友人を招いて、共に飲もうとした時の詩です(NHK「漢詩への誘い」から)。 題は 『杏園に花落つる時、銭員外を招きて同(とも)に酔う』とあります。  

『 杏 园 花 落 时  招 钱 员 外 同 醉 』
xing yuan hua luo shi zhao qian yuan wai tong zui

花  园  欲  去  去  应  迟  
hua yuan yu qu qu  ying  chi

正 是  风  吹  狼  藉  时
zheng shi  feng chui lang ji shi

近 西  数 树  犹  堪  醉
jin xi  shu shu you kan zui
半  落  春  风  半  在  枝
ban luo chun feng ban zai zhi


【訳】 杏園に花見に行こうとするが、行っても もう遅いに違いない。
    ちょうど花嵐が吹いて、落花が乱れ散っている時であろう。
    でも西よりの数本の木は、まだ花見に酔えるだろう。
    花は半ば春風に散っても、あと半分は枝に残っている。
☆(以下は私が追加・・・)
 だから、まだゆっくり飲みましょう。
 でも、爛漫の時に、とことん飲むのが一番いいですよね。
 今度、皆が揃ったら、ぜひ花見しましょう。
 もちろん、お茶だけでも。また談笑しましょう。

4 件のコメント:

H.B さんのコメント...

待到春光烂漫时、我们大家再一起好好品茶、品酒、品诗词吧。

mitoya さんのコメント...

好得。遅くまで有難う。朝、早いでしょう。
う。気をつけて行ってらっしゃい!

mitoya さんのコメント...

对不起,好的!好的!

匿名 さんのコメント...

mtyさんは、ご自分でも漢詩を詠まれるのですか?すごいですね。うらやましい!!
漢詩の手ほどきよろしくお願いします。

今年は城山の桜は遅れるでしょうか…?
お花見できるといいですね。