金曜日, 8月 08, 2008

日本の夏・八月

▲浦上天主堂(5年前、訪れた時の不肖のデッサン)
昭和20年(1945)8月9日午前11時02分、長崎にピカッと光線が走った。 東洋一の規模を誇る赤レンガ造りの、この天主堂も一瞬にして破壊された。
永井博士の決意が受け継がれ、昭和37年(1962)、旧と同様に左右二つの鐘楼(高さ29m)がそびえる浦上カトリック教会が再建された。
正面にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の胸像がある。
昭和58年(1983)広島、長崎を訪れた教皇は世界に諭(さと)した。
「戦争は人間の仕業です。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です」
博士の子息・誠一(まこと)さんは言った。
「日本の夏・八月は六と九で十五だ。忘れない広島・長崎・終戦の貴重な体験を」

8日夜、北京五輪が開幕した。中国の悠久の文化を強調し、花火を駆使した壮大な開会式の演出に、かの国が自由と平和を希求するものであると信じてテレビに向かった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

暑い夏、元気ですか?
このブログも英語も混ざってますます国際化してきましたね。
平和への祈りが、このブログを通じて世界中に広がっていくといいですね。

mitoya さんのコメント...

有難う。英語はたまたまでしたが、各国語が出るのは良いね。
いよいよニッポンイチに挑戦だね。みんな体調を整えて頑張ろう!