木曜日, 12月 31, 2009

越年

12月30日、餅つきと蕎麦打ちをしました。一年は本当に早いですね。去年と同じ我が家の行事でしたが、今年は家族が増えて、新たな1ページになりました。

12月31日、吹雪の庭先風景。今年は寒波の中で越年です。
今年も皆さんにお世話になり、有難うございました。
皆さんに新年がどうぞ良い年でありますよう。
祝大家新年快楽!

木曜日, 12月 24, 2009

平安夜 ping'an ye

▲我が家のクリスマスイヴ。Creche(クレッシュ)と呼ぶ、キリスト生誕のシーンを描いた飾り。
▲北京のカトリック教会。“西直门天主堂”tian zhu tang
平安夜,圣诞夜,牧羊人,在旷野,
忽见黑安中映出光华,聆听天使唱哈利路亚,
静享天赐安宁,静享天赐安宁。
(※注=哈利路亚ha li lu ya ハレルヤ)
きよし この夜
み告げ受けし まきびとたちは
御子の御前(みまえ)に ぬかずきぬ
かしこみて

木曜日, 12月 17, 2009

北京の52日(完) 

  ▲世界最大の四合院という“恭王府”の裏通りを行く観光三輪車
                                 (10月5日)
月日の経過は本当に早い。帰国してもう2カ月が過ぎました。
当地も今日は冷え込み、明日は大雪との予報も。
暑い頃に撮った北京の系列(シリーズ)は、ひとまず結束(終了)します。
当初は心配した北京の生活も、今では全てがとても懐かしいです。
私は今回のことを通して、この国との善隣友好が大事であるという思いを一層強くしました。また必ず行きたいと思っています。
そのためには新年も頑張らないといけません。
我必須在会話水平上尽快提高。
ここまで指導くださった教室の先生、教室を支えていただいた級友に心から感謝します。
また、ブログを見てくださる方が少なからずおられることも知り、喜んでいます。中国語を一緒に勉強したい方があれば、ぜひ声をお寄せください。

水曜日, 12月 16, 2009

幸せにな!

お前が こんなに きれいだと
父さん 初めて 気がついた
花嫁衣裳を 遠くで 見つめ
思い出して いるんだよ
一人で 初めて 歩いた日
笑って みせた あの笑顔

お前が 選んだ 人だから
父さん なにより うれしいよ
二人で 仲良く 手をとりあって
歩き出すのさ 今日からは
想いでのページに またひとつ
幸せ あふれる その姿

(♪東八郎唄「娘へのバラード」より)

水曜日, 12月 09, 2009

北京の52日 ⑳天安门 

    ▲国庆节(国慶節)直後の天安门(2009.10.8)

1949年10月1日、かの人はこの門の上で宣言された。
“中华人民共和国,中央人民政府,今天成立了!”
zhong hua ren min gong he guo, zhong yang ren min zheng fu, jin tian cheng li le !
…それから60年後、このように高級乗用車の走る光景を想像できたであろうか。

火曜日, 12月 08, 2009

北京の52日 ⑲ 前门/ぜんもん

          ▲北京に現存する最も大きな城門

あちこちにイルミネーションの時期になった。
前門qian menを思い出す。故宮にある9つの内城門のうちの表玄関にあたり、皇帝の乗る車だけが出入りを許されていたという。今は名胜古迹ming sheng gu jiの代表的な顔の一つ。高さ42mの夜景は圧巻だった。
☆★
先日、ある集いで北京の様子を話す時間をいただきました。主催された先生方、多忙な中をお越しいただいた皆さんに心からお礼を申し上げます。有難うございました。

火曜日, 12月 01, 2009

光阴似箭/光陰矢の如し

このところ自らの中検受験や、元同僚夫人のご不幸などで落ち着かない日が続き、発信も中休みしているうちに、もう12月になった。
ご不幸というのが実に悲しい出来事だった。
これまで病気らしいこともなく、その日の朝も元気。それなのに、なんと彼が仕事で出かけた午後、急に体調を崩し、帰らぬ人となった。
娘さんと息子さんは独立し、午前中にも携帯やメールでやりとりしたばかりだったという。
つい先日は姉妹の夫婦連れで、楽しみにしていた高野山参りをして来たばかりだったという。
そのスナップ写真が遺影となって微笑みかける。誰も嗚咽(おえつ)をとめることが出来なかった。
彼も定年となり「これから一緒に少しゆっくり暮らしたいと思っていた矢先だった」と語る言葉に無念さがにじむ。
私たち夫婦とも同年、まだまだ早すぎる人生だった。
誰の身にも、時は、いつ、どういう形で来るか分からない。そう思いながら通夜の帰路に着いた。
心からご冥福を祈ります。
合掌。

火曜日, 11月 17, 2009

⑱ 宝宝 bao bao

                          ▲宿舎の門前
                 ▲国慶節の公園(10月1日)
宿舎には大学の先生たちの家族も住んでいて、よく歓声がして心を和ませた。
子供の可愛さに国の違いはあるまいが、この国では赤ちゃんや“いい子”“かわいい子”のことを「小宝宝」「宝宝」「宝贝」などと書く。なるほど、この上ない表現だ。
ところで㊦は近くの公園で遊んでいた子。よく見るとお尻の割れたズボンをはいている。「开裆裤kai dang ku」という、小さい時から排せつ行為を早く実感させるなど幼児の生長を促すために考案された伝統ある裤子ku zi(ズボン)らしい。
ともかく子供は可愛い!

月曜日, 11月 16, 2009

北京の52日 ⑰ 交流 jiao liu

           ▲登山道で出会った人々(9月27日)
司馬台長城へ登る途中。下りて来た一人に「你好ni hao!」と声をかけたら「哪国人na guo ren?」と聞き返された。これ幸いと会話?を試みるうちに、連れの全員が下りて来て、日本から来た私を歓迎しながら、陽気に写真に応じた。北京の企業のグループで、「再見!」「再见!」と言いつつ別れた後の気分は良かった。

           ▲農業大学の学生たち(9月23日)
語言留学中の日本の大学生2人と私の3人は、中国の友人が先生をしているこの大学を訪ね、日本の学生生活の様子、人気アニメなどの話題や、私は「この年でなぜ留学か」というテーマでお話しをした。
友人である先生の通訳のお陰で実現したのだが、日本語を勉強中の学生たちは興味深そうに聴いてくれた。学生たちの印象は素朴で明るい。この後、質問や記念写真など和気あいあい交流できた。
大変貴重な機会をいただいた友人に感謝し、また是非訪問したいと思っている。

日曜日, 11月 15, 2009

北京の52日 ⑯ 动物园 dong wu yuan

  ▲川金丝猴chuan jin si hou (きんしこう)…孫悟空のモデルとされるお猿さん。余裕のポーズを見せてくれたが、実は絶滅の危機にある。

  ▲大熊猫da xiong mao (ジャイアント・パンダ)…親子連れの入館者も多いから、パンダの習性を説明する文章も分かりやすい。中国語が分からなくても、なんとなく読めそうだね。

  ▲表示板の向こうで、悠々と竹を食べるパンダ。その動作は見ていて飽きることがない。
北京動物園は、民族大学東正門に近い地铁四号线「国家图书馆站(駅)」から一つ目の「动物园站」で下車。やはり有名なのは「大熊猫館」で、入園料とは別に入館料が要る。

木曜日, 11月 12, 2009

⑮ 南锣鼓巷 nan luo gu xiang

▲名前の由来……锣(ドラ)と鼓(太鼓)。時を知らせたのだろうか。

   ▲首都治安自愿者……治安ボランティア。
南锣鼓巷(横丁)は、元の大都(1267年)と同期に出来たという歴史ある胡同。
ドラと太鼓の脇には以下のように書いてあった。
“爬长城,逛故宫,生活在胡同/意犹未尽锣鼓巷/悠然自在胡同人”(長城に登り、故宮を歩き、胡同に暮らす/未だ思い尽きない锣鼓巷/ゆったり気楽な胡同人)。
その胡同の一角で、こんな袖标(腕章)を着けた婦人たちが居た。
特に何をしているふうでもないが、街頭のあちこちで見る腕章姿だった。

月曜日, 11月 09, 2009

北京の52日 ⑭ 胡同 hu tong

             ▲三輪自転車で巡る胡同ツアーが人気。

             ▲ノスタルジックなポスターに思わずシャッター!
鐘楼・鼓楼から銀錠橋、恭王府を経て、后海・前海に臨む胡同の名所を歩いた。
灰色の壁に紅い国旗が映える狭い路地には、小回りの利く観光の三輪自転車がひっきりなしに通る。
前海に沿った繁華街の店頭で、こんなポスターが目に飛び込んだ。
毛さんの肖像版画を使ったトランプのカードやポスターなどレトロなグッズが売り物になっていた。

日曜日, 11月 08, 2009

北京の52日 ⑬ 老北京 / 昔からの北京

 ▲地酒……“红星二锅头酒”㊨と18年ものの佳品㊧ともに56度。

          ▲故居……観光マップには「毛主席故居」とある。

北京で体験したい三つの楽しみは、万里の長城に登る、北京ダックを食べる、「紅星二鍋頭酒」を飲むこと……という記述を読んだことがある。
コーリャンが原料の北京の地酒で度数がかなり強い。北京人に愛される大衆の酒で上品な宴席には向かないそうだが、通の知人へ土産にしたら「うまい!」と言ってもらった。
昔からの風情と言えば“胡同fu tong”と呼ぶ街並み。
地铁·鼓楼大街站(駅)から歩く途中、“豆腐池胡同”という表示に引かれて路地に入ると、“杨昌济故居”があった。門の説明板に「楊は毛主席の老師、毛もかつて楊の家中に住んでいた」と書かれていた。

金曜日, 11月 06, 2009

北京の52日 ⑫ 秋游 / 遠足

                          ▲長城の花嫁
                      ▲司马台长城(9月27日)
秋游(秋の遠足)で、北京から北東へ120km離れた司馬台(si ma tai)の万里の長城に登った。
急峻と城壁風化のため、ここから先は立ち入り禁止。遥か都を望んだという望京楼(前方峰の向こう)には到達できなかったが、城壁の恐怖感と迫力は満点だった。
その絶壁に、新娘(花嫁)らしい美女の姿。結婚のアルバムに念を入れるのが流行で、それの撮影らしいと聞き、足の震えを我慢して一枚覗かせてもらった。まさに長城の“平和利用”。この国の変化を象徴しているように思えた。

水曜日, 11月 04, 2009

休息一会儿吧 / ちょっと休憩

                  ▲初冠雪の大山(11月3日)
北京同学们好吗!
我家东边有座山,叫“大山”,海拔1,709米。
离我家也不太远,坐汽车大概一个小时就到了。
11月2号,在这里下初雪,白雪覆盖了山顶。
3号,天气晴朗,以蓝天作为背景展露很美丽的雄姿。
北京也越来越冷吧。别感冒了。
祝你们健康,学习进步。
再见!

《後記》
日后的上课时,听老师说,
“11月1号,在北京下雪了,比往年提前了近一个月,是1987年以来首次”。
还有上星期,据北京同学的联系,
“在北京去年11,12月没有下雪了,但是,今年已经有两次也积雪达20厘米的日子”

後日、先生に聞いたところ「北京は11月1日に今季はじめての雪が降り、例年より一ヶ月近く早く、1987年以来22年ぶり」と。
また北京の級友は「去年の11、12月には雪は降らなかったのに、今年はもう2度も20cmの積雪があって驚いた」と知らせて来た。

火曜日, 11月 03, 2009

⑪ 标语 / 文明乗車,文明一歩,

▲中国語で自動車は「汽车」で、バスは「公共汽车」あるいは「巴士ba shi」と言う。市民の大変重要な足で、いつも満員だ。
去年の奥运会(オリンピック)に向けての話題になったマナーが順番待ち。どのバス停にも、「文明乗車 排隊礼譲」(順に並んで譲り合い、礼儀正しい乗車を)の看板があった。
▲これは男性用トイレでの表示。「前に小さな一歩が、文明の大きな一歩に」とでも読むのか、思わず感心してしまった。

月曜日, 11月 02, 2009

⑩ 标语 / スローガン

▲ 入学合格者にとって最高に嬉しい言葉。
  (望眼欲穿は熟語で「切実に待ち望む」)
   
▲写真では末尾が写ってないが、わが国の漢字で表記すると全文は
「刻苦訓練 頑強奮闘 為祖国六十華誕 献青春和力量」とある
(華誕は「誕生日」)

▲「参与国慶 団結奮進 奉献国慶 愛我中華」 
 (国慶は「建国記念日」)

▲祖国の栄誉の高さと、人民の願いの重さをうたっているようです。

▲留学生宿舎と隣接する付属高校の門に建つ碑文 
 「祝各族青年団結進歩、健康生長。 温家寶」
             (祝は「祈る」、寶は「宝」)
中国に行くと標語や歓迎の掲示が目立つ。
漢字を知る日本人には、これを読み取るのも楽しい勉強になる。
何と書いてあるか、あなたも“頭の体操”をしてみてください!

日曜日, 11月 01, 2009

北京の52日 ⑨ 紫竹院公园Ⅱ

       ▲早朝の代表的な光景といえば、やはり太極拳。
       ▲広い園内に“祝福祖国”の大合唱が轟いた。
“紫曦太极拳辅导站”という太極拳教室の皆さんが、主宰の陈老师(72岁)夫妻の指導の下で粛々と繰り広げ、私と同屋(ルームメート)の米国青年も常連参加していた。
更に大音響に誘われるまま場所を移動すると、吹奏楽隊を囲んで大勢の人垣が。手には「祝福祖国」の楽譜。それは建国60年の歩みを誇らしげに歌い上げる市民の大きな輪であった。

金曜日, 10月 30, 2009

北京の52日 ⑧ 紫竹院公园

   ▲散策~湖水を中心の自然公園に気持ちが安らぐ(9月5日)
     ▲象棋(中国将棋)~北京人の代表的な光景の一つ。
新学期が始まって最初の土曜日。
学校にほど近い、この公園を散策した。
47.35haという広い敷地の中心は、颐和园の昆明湖に水路で繋がる湖水が占める。
明清代の寺院“福荫紫竹院”の跡に1953年に造られ、新中国とともに歩んで来た公園らしく多くの市民が訪れ、散歩やジョギング、太極拳、社交ダンス、釣り、船遊びなど、実にさまざまな憩いの時を過ごしている。
境界線のある盤上に円形の駒を用いる将棋の対局も随所に見られ、しばしば対局者より周りの連中のほうに熱が入っている様子だった。

土曜日, 10月 24, 2009

北京の52日 ⑦ 早点/朝食

   ▲包子―― 肉や疏菜が入って一個6角(約8~9円)の表示。
▲鸡蛋灌饼――小麦粉の円盤上に卵を焼いたもの1.5元(約21円)

毎朝6時半起床、7時45分には教室に入った。
その間、朝食は主に宿舎前の小吃点(食堂)で、稗の粥(ヂョウ=おかゆ)と包子(パオズ),咸菜(シェンツァイ=漬け物)で2元(約28円)を定食にした。
時には露店の、鸡蛋灌饼(ジーダン グァンビン)や包子,練った小麦粉を棒状にして油で揚げた油条(ヨウティァオ)に豆浆(トウジャン=豆乳)などを買った。
㊦の写真は自転車のリヤカーに調理台を組んで移動するもの。露店は到処(いたる所)に並んでいる。衛生上の観念から買うのを遠慮する人もいるが、私は慣れた。正直、こんな価格は魅力だった。

金曜日, 10月 23, 2009

北京の52日 ⑥ 教师节/教師の日

  ▲校内の横幕――『敬愛する先生、楽しい教師の日を!』
  ▲花屋の店頭――登校中の学童で賑わう(9月12日)
宿舎前の店頭が朝から親子で賑やか。アレっと思いつつ登校し、横幕を見て気がついた。きょうは教師への尊敬を表す日だから、老师(先生)に贈る花束を買っていたのだ。
8月31日の授業開始の日を思い出す。
学級担任である老师の話が、私にはほとんど聴き取れない中で、はっきりメモできたのは「汉语是我们班的共同语言」(中国語は我々のクラスの共通語である)という言葉だった。
日本の講座でも老师が常に言う「教室に入ったら一切中国語で」という響きによく似ていたからだろう。
その日から月~金の毎日、午前4時間、3名の老师による「综合」「口语」「听力」の3科目が進められた。毎日、宿題も出た。
授業が終わる度に、どの老师も「話し方が速いか」と尋ねながらも緩める気配はなく、私には毎日“速射砲”を浴びている気分だったが、各自のペースに気を配る老师の熱意は十分に伝わって来た。

木曜日, 10月 22, 2009

北京の52日 ⑤ 欢迎您/ようこそ

             ▲各国語で歓迎
             ▲国际教育学院(8月26日)
 阴转晴。北京に来て4日目に初めて晴れ上がった。
この2階に我々の教室がある国際教育学院。13階建ての大楼(ビル)の2階までが办公室(事務室)や教学大楼(教室棟)、その上階は学生宿舎。
 ここで8月24日から留学生の手続き、27日に分班考试(クラス編成試験)が行われ,私は晴れて「秋季语言生・6班A」の一員となった。
 同学(クラスメート)は、美国(アメリカ),奥达利亚(オーストラリア),法国(フランス),土耳其(トルコ),蒙古(モンゴル),越南(ベトナム),泰国(タイ),韩国(韓国),日本の計9カ国14人。そのうち私のような“年長者”は2人。
 クラスは分かれたが日本人では私ら3人の“年長”が良き友だった。当初の分班名单(クラス名簿)によれば、語言留学生の全体は8班編成で約100人。随時受け入れなので今はそれ以上とみられる。
 2階のロビー壁面には12カ国語で歓迎の文字が書かれ、5行目に「ようこそ…」と。
  この学院は、民族大学の外国人留学生の募集、語学教育などの世話を担当し、办公室に私の知人の朋友が在職中。お陰で手続きがスムーズに行ったことは忘れない。

水曜日, 10月 21, 2009

北京の52日 ④ 新学期

  ▲生活用品の出店テント
  ▲次々並べられる自転車
この国は9月から新しい学年が始まる。
今年は8月31日が月曜だったから同日から新学期となった。
最初の週には学生の生活用品などを売る店がキャンパスを埋めた。
 手前の自行车には 「促销商品 精品轻便车 380」と貼り紙がある。つまり「おすすめ商品、逸品の軽便車、約5,300円」というところか。
ちなみに学生は全員、校内の宿舎で集団生活する。
校内には学生食堂やスーパー,クリーニング,銀行ATM,郵便局,書店などがあり、ほとんど校内で間に合う仕組みになっている。

北京の52日 ③ 民族の花

 ▲左は回族(hui zu),右は哈萨克(ha sa ke)カザフ族の学生
    ▲苗族(miao zu) ミャオ族の学生(9月12日)

中央民族大学は、さまざまな異文化の融和共存を目的としている。老师(教員)も各民族の出身者であり、1万5千人に及ぶ学生の約7割が少数民族だという。
いつも、こんな素敵な衣装で授業に出席しているわけではない。
この頃は、国慶節の天安門での表演(パレードや演技)に参加する3年生約2千人の训练(練習)が連日、体育场で行われており、この日は、正装で練習に参加する学生に出会うことが出来た。
彼らの表演のバックに流れる『爱我中华』という愛唱歌は、次のように歌われていた。
♪五十六个民族 五十六枝花,
  五十六族兄弟姐妹 是一家 ,
  五十六种语言 汇成一句话 ,
  爱我中华,爱我中华,爱我中华,爱我中华 ♪
(56の民族は56の花、56の兄弟姉妹は皆一家、
 56の言葉は一つとなって、我が中華を愛す…)

火曜日, 10月 20, 2009

北京の52日 ② 検温

 ▲検温―――校門では必ず“体温測定器”を通り抜ける(9月7日)
 ▲西門――― 向こう側。その奥に校园(キャンパス)が広がる。
この時期、私が一番に心配したことは「健康」のことでした。
知人に聞けば、この大学は以前から校門を入る際にチェックがあるが、今年は特に「厳重」だったようです。 保安(警備員)と护士(看護士)がセットになって、一人一人、安全検査と「体温」が表示される、この測定器を通り抜けるよう指示します。
それよりも、まず学生証がないと通れませんから、学生証を忘れた学生が先生に携帯連絡して、ここまで迎えに出てもらったというトラブルも見聞しました。幸い健康上に不測の事態は体験することなく、元気に帰国できましたので安心ください。
下の写真は、留学生公寓(宿舎)の前から見た西门附近。いつも朝から晩まで人の波とクラクションで、ごった返しています。この手前と左右の通りには商店,饭馆(食堂),摊子(露店)や学校関係者の宿舎などがひしめく、とても方便(便利)な場所でした。

日曜日, 10月 18, 2009

北京の52日 ① 新世代

▲新世代
しばらく失礼しました…。
建国60周年の記念すべき盛典を1ヵ月後に控えた8月30日。
私は9年ぶりに、ここに来ました。緊張した空気の中に微笑ましい光景。この国にも時はどんどん流れていることを感じました。
翌31日から新学期で、会話の学習が始まるのを前に訪れておきたい場所でした。
どんな北京の生活になるのか――日記の一部を紹介しましょう…。